現在

 ・・・・の入荷状況です。簡単に・・・・
雷鳥。お値段が張ります。苦味が強いマニア向けくっさいジビエです。
仔鴨。上品で味わい深いジビエです。
青首鴨。純血の野生鴨です。代表選手。
仔鹿。若くて、癖もあまりないです。
ウリ坊。生後一か月くらいの赤ちゃん猪です。近日登場。
山ウズラ。白身ですが、独特の風味と味わいです。
雉。しっかり熟成を経て、パイ包みで。
     ・・・・とこんな感じです。よろしくおねがいいたしま~す。

ジビエ絶好調です。仔鴨が入荷しました!!

 昔、一緒にキッチンで一緒に仕事してた奴に、“調子はどうよ!”と言いましたら、”絶好調です!”を言い間違えて、”絶頂です!!”と言った馬鹿モンがいました。そいつは今、実家で自分のお店を頑張ってます。元気かな・・・彼女できたかな・・・
 今月の15日から本州が解禁になるんで、いまのところは、フランス産と、北海道や害獣駆除のジビエたちです。でも最近種類が増えてまいりまして、いろいろいます。
 仔鴨は青首鴨の子供じゃなくてですね、そういう種類の小型の鴨です。風味、味、香りとも、山シギに勝るとも劣らない素晴らしい鳥です。山シギよりも好きだとおっしゃる方もいます。実は私もその一人です。数も貴重で、一時期にババっと捕れるんですが、そのあとガックリ数が減るんです。・・・・・・もったいぶってんじゃね~よ!!ハゲ!・・・・ご安心くださいませ。当店はすでに猟師さんに50羽予約しております。
 丸ごと一羽ローストしまして、出汁と赤ワイン、フォアグラを溶かしこんだリッチなソースなんかを考えております。

マジうまっすよ!!!ご予約まってま~す!
 

アップルパイ

 りんごの季節ですね~。リンゴといえば・・・そうです!!アップルパイ!!
 フランスですと、タルト・タタンでしょうか?やはり、おいしさのツボはバリっと焼けたパイ生地、焦げる寸前までオーブンで焼いたアツアツのリンゴ、とどめは上に乗っけたバニラアイスでしょう。余計なものは要らないんです。その三つがあれば充分です。しかしながら、焼きたてはいいんですけど、作り置きすると、ど~してもパイがしけってフニャフニャになってしまいます。ん~、悩みどころですね。
 ・・・というわけで、別々にパーツを揃えまして、オーダーを頂いてから組み立てます。
ざっくりパイに焼きリンゴを乗せまして、アイスをドン!!  以上!!
 けど、これはアップルパイなのか?一緒に焼いてないから、多分違う気がする・・・・
 ということで、メニューには、”ogino風アップルとパイ”と書きました。”と”は小さい字で。
ふざけてませんよ  今日一日、アップルパイについて考えに考えた結果であります。

山ウズラ入ってます。

 山ウズラ、別名岩シャコと申します。フランスではペルドロー・グリと言います。山ウズラには、実はもう一種類おんなじような奴がいまして、赤シャコというのがいます。フランスではペルドロー・ルージュっていいます。岩シャコのが、ちょっと大きくて、味、香りともに赤シャコより濃いような気がします。
 お肉には“赤身”と“白身”がありまして、例えば牛肉は赤身、豚肉は白身ですよね。鳥でいえば、鶏は白身、カモやハトは赤身です。
 ジビエにも赤、白がいまして、例えばこの山ウズラやキジは白身、青首鴨や山鳩なんかは赤身です。それぞれにしっかりと個性があるお肉たちなもんで、白身はあっさり、赤身は血の味がするとかって分けられないんです。ちなみにジビエの王様”山シギ”は意外や意外、白身の鳥なんです。強烈な個性を持つ野兎は黒に近い赤身なんです。
 何が言いたいんだ!!
・・・・すいません。
要するに、愛好家の皆さん!
”え~! 白身だから、たいしたことないんでしょ?”
という、先入観を捨てて頂きたいんです!旨いっすよ!!
 それぞれに独特の香りがございまして、ヤマウズラはヤマウズラなりの香りがあります。レアーとミディアムの間くらいの微妙な火入れをしてやりますと、真価を発揮いたします。焼きすぎちゃいけません。私同様、ナイーブなんです、白身のお肉って。
 ソースにはトリュフを使いまして、仕上げに内臓を軽く煮てやり、香りと味をプラスいたします。
 
今シーズンに当店のジビエを全種類スタンプラリー形式で、召し上がっていただいた方には、なにか贈呈します。ちなみに去年はおひとりだけ猛者がいらっしゃいました。  

アスパラトリュフ

 昔、ビーバップ・ハイスクールにあこがれ、タンランにボンタン(若い人わかるかな?)をはいていた私。規則っちゅ~ものが大嫌いでした。

ホワイトアスパラが入荷しましたとお伝えしましたが、ではグリーンは何処へいったのか・・・
 立派な前菜に変身いたしました。秋トリュフと合わせてみました。一昔にはありえない組み合わせ。
 
 アスパラはやっぱり先っぽが旨いっすね。でも根本もアスパラはアスパラ。もったいないことしちゃぁいけません。それがフランス料理のすごいところです。根本のところは柔らか~く茹でてソースになります。塩をしっかり利かせて茹でてやると、あら不思議、甘~くなっちゃうんです。それをミキサーにかけてピュレにします。味付けは塩だけ。甘いアスパラソースの完成です。もちろん穂先は、茹でただけです。
 アスパラの上には、これから良くなってくる帆立貝です。ちょこっと横に包丁を入れてやってトリュフの薄切りをくわえてもらいます。そんでもってそのままバターソテー。トリュフは温めると香りが倍増します。周りにこれまたトリュフのドレッシング。

春のアスパラ、秋のトリュフ、一昔にはなかった組み合わせですね。いいんではないでしょうか?”こうでなきゃいかん!”という規則はないんで。

雉のパイ包み焼き

 ちょっと前にサルコジ大統領が、フランス料理を世界遺産に登録しようと提案したことがありましたね。僕は、いいとも悪いとも思わないですが、フランス料理が世界一というのは、ちと違和感を覚えます。しかしながら、残していきたい、作り続けていきたいお料理は、コックさんなら一つや二つあるんじゃないでしょうか?
 
僕が作り続けたいのは、パイ料理。最近めっきりこういったお料理を見る機会が減りました。重いのかな~、くどいのかな~、などと自問自答しないこともないんですが、いいんです。いろんなものが淘汰されていく世の中で威風堂々、どっしりとした風格、フランス料理の技法がいっぱいに詰まった素晴らしいお料理です。
 いろんなお肉でやってきましたが、今回は、雉です。しかもヨーロッパの雌雉です。人間で言うとパツキンのパリジェンヌです。
 雉というのは、”熟成”と言って少し寝かしておくと香り、味、ともに増してくるんです。熟成と腐敗は紙一重で、そこの見極めは経験としか言えません。基本的に私はジビエに関して、死後硬直が解けてすぐの新鮮な状態でお料理するんですが、雉は別です。まだ若い(新しい)状態では、独特の旨味やコクがないんです。そこを少し冷蔵庫で寝かせると、ググッとくるわけです。しっかり香りが出てきたときに、たっぷりのお酒でマリネし、細かく切って、パイで包んで焼くわけです。熟成香とお酒が合わさったときに、なんともいえない高貴な香りに変わるわけなんです。パイにナイフを入れたときに立ち上る香りは、本当に最高です。勃起します。

”こんな、くっさい肉をど~すんの?”と、修業時代に田舎の師匠がジビエを料理するのを傍から見てました。そんなくっさいお肉がお皿に載るころには、全く別物に変身してました。高貴な香りなんです。僕なんかはまだまだ小僧で師匠のような、あんなすごいジビエ料理は作れませんが、精進していきたいと思います。
  
 特に下ネタを絡めるわけでもない真面目なお知らせになってしまいましたが、この僕が、こんなに熱くなってしまうほどに素晴らしいお料理、素材です。

ソースとたれの本 発売!!

img.jpgimg_0001.jpg 旭屋出版さんから、”ソース、たれの本”という料理本が発売いたしました。この本は、3パターンありまして、野菜料理、魚料理、肉料理それぞれのジャンルのシェフの皆さんがそれぞれのジャンルでソースとタレ、そしてそれを使ったお料理をご紹介するというものです。内容はご家庭で奥様方が簡単に作れるものをベースにしております。わたしは、魚とお肉をやらせていただきました。そしてもちろんフレンチの枠です。
 写真もきれいで、それぞれのシェフの皆さんの顔写真も付いております。ちなみに私は、真夏に撮影したもので、日焼けがすごく、”からあげクン”みたいな顔をしております。どうぞご笑覧くださいませ。
 お店でも一応販売致しますんで、お手にとって見てください。
オカン!
オイラ、本作ったで~!
送ったるからな~!

今度はホワイト

 アスパラです。
今までグリーンアスパラが入荷してましたが、ホワイトも入ってきました。
太いっす。極太。あたしゃ、負けましたよ、野菜に。い~んです。別に。

味は、独特のえぐみもなく、苦味も弱いかな~。なもんで、食べやすいっちゃ~、食べやすいです。物足りないっちゃ~、物足りない。なもんで、サイドメニューです。こんなこと書くやついないっすよね~。いいんです。嘘ついてもしょうがないんで・・・
 前回同様、焼きつけてパルメザンチーズとレモンでシンプルに。

アワビの真鯛包み

 皆さん!!
 元気ですか~!!ダァ~~!!
わたしはいつも通り元気一杯であります!!何かとヘコむこともありますが、次ですよ、次!
 しかしながら、お陰様で幸せなことに、しっかり忙しい毎日で、お知らせを更新できずに少し空けてしまいました!!すんません!!
というわけで、どんどんメニューも変えていきます!!
 最近、気付いたら前菜が、お肉を使ったものが多くなっていました。なので、魚介系を増やしていこうと思います。まずは、アワビです。味、そしてその”形”、大好きな食材です。柔らかく蒸しまして、ぶつ切りにしたものと、焼きナスなんかをサラダっぽくして、真鯛を塩で〆てオリーブオイルでマリネしたのを薄切りにしたので包みます。ソースはこれから甘くなってくる蕪をピュレにしたソースです。
 ん~、いいですね~。最初はこんな感じのサッパリ系の前菜で、メインはジビエとか骨付きの仔羊とか・・・

白子のムニエル

”オギノさんって白子っぽいですよね~”
・・・と、ある方に言われました。ど~ゆ~意味ですか!!
セクハラで訴えてやる!!
 白子のムニエル始めました。昨年大好評頂きまして、今年はいつからだとお問い合わせも頂きました。今日入荷です。
小麦粉をつけて表面はバリっと、中はトロ~リ、なかなかどうしてこんな風に焼くのが難しいもんで、昔は苦戦いたしました。
ソースはもちろん焼いた時のバターにレモンやケッパーなんかを入れたすっぱいソースです。
間違いないお料理です。絶対的な自信があります。前菜とメインの間に一皿をシェアしてもいいですね~。

でもでも~、意外と白子って~、女性のお客様がお好きな場合が多いんですよね~。イヤ~ン
ちなみに白子はタラの精巣です。