夏猪とドライフルーツ、胡桃のテリーヌ

 マラソンのワンジル選手が日本で学んだのは、“我慢”だそうです。わたしはマラソンには向いてないようです。
前回のお知らせで、じっくり寝かしてから・・・と申し上げた、この猪テリーヌですが、ちょっとつまみ食いしたら、非常に旨かったもんですから、メニューに載せちゃいます!!
 イノシシはこの時期、豊富なフルーツ、木の実なんかを食べているそうです。それを凝縮して、テリーヌに詰め込みました。
 お肉の味と、フルーツの酸味と甘み、胡桃の食感とコク、なんともいい感じであります。

丹波篠山の夏猪、入荷!!

 ドラマ、“華麗なる一族”でキムタクにガン飛ばしてた、あいつです。
 冬に打たれるのと違って、夏の猪は、餌が豊富で、脂が薄く、赤身に脂肪が散った霜降り状のお肉です。臭みはありません。
 今回は、業者さんが気を使ってくれて、胴体のみの入荷です。つまり、ロースとバラだけです。いつもどおり、テリーヌとステーキの二本仕立てでいきます。
テリーヌは寝かしたほうが旨いんで、来月中旬くらいに登場予定ですが、ステーキは今日からバシバシ焼きます。
わたしの感想としましては、猪は、こんなに旨かったっけ?です。輸入もののアンモニア臭のきっついものしか食べたことがなく、あまりいいイメージはなかったんですが、こいつは“うまみの濃い”豚肉や牛肉といったところでしょうか?季節も関係あるのかもしれないですが、あっさりしていながらもうまみの非常に濃いお肉です。
 この時期にしか、味わえない貴重なお肉です。ぜひお試しくださいませませ。

戻りカツオとバーニャ・カウダ

 初カツオと戻りカツオ、皆様はどちらがお好きですか?
 もう市場には戻りカツオが出ております。今年の戻りカツオは脂がのっておるそうです。実際食べましたが、丁度いいのり具合で、太った、いい感じです。
 あんまりカルパッチョのようなお料理はやらないんですが、カツオだけはやっぱり余計なことをせずに刺身でいきます。
ソースには“バーニャ・カウダ”といいまして、イタリア料理で生野菜をおいしくたべるためのアンチョビソースがございまして、パルメザンチーズやにんにくなんかがはいっております。付け合わせには季節のお野菜をやっぱり生でサラダ仕立てです。
 にんにくと相性の良いカツオ、ニンニクとアンチョビのソースと生野菜、相性グ~です。

グルヌイユ!!のムニエル

 王道いきます。
 私がフランスに滞在していた頃、近くにトラック野郎御用達の食堂がありました。今考えると、なんてことないものばっかりでしたが、カエルのグラタンが本当に旨かったんです。カエルの一番おいしい食べ方といえばムニエルに限ります。
 カエルの足(今回は骨も指も付けたまんまです。かなりグロいですが・・・)に小麦粉を薄くつけまして、バターでゆっくりムニエルします。仕上げにパセリとにんにくの香りを付けてやります。アツアツを手掴みでワイルドにおしゃぶりくださいませ!
 時代は変わってもやっぱり王道は旨いです。

本州鹿の赤ワイン煮込み 巨峰添え

 パソコンで”きょほう”と入力したら、”巨砲”と変換されてしまいました。さすが私のパソコンです、僕に向かって巨砲とは・・・。ついにパソコンにも馬鹿にされてしまいました。
ステーキ、テリーヌと続きまして、最後は煮込みでございます。王道の赤ワイン煮込みです。仕上げにやっぱり豚の血を加え、コクをだしております。もちろんお苦手な方には加えません。
 血のソーセージにリンゴが合うように、やはりフルーツが相性いいようです。最後にソースで煮て、さわやかな甘さを出してやります。
 もう今年で30歳ですが、”巨砲”になれるように頑張ります。
 

香草のムースをまとった仔羊の網脂包み焼き

 最近、帰り道に近くのコンビニに寄りますと、こんなに暑いのにまだ!というのか、もう!というのか、”おでん”をやっているところがあるんです。
誰が食べるんだろ~。と”つくね”を見ておりました。
ん~~・・・つくね・・・つくね・・・。
・・・つくね!!ひらめいてしまいました。
ということで、仔羊の洋風つくねです。
仔羊の背肉をきれいにお掃除しまして、脂をきれいにとっちゃいます。そんでもってハーブをたっぷり練りこんだタネを仔羊に塗りまして、網脂で包んじゃいます。
あとはじっくりゆっくり焼いてやります。包んでるもんですから非常にしっとり焼きあがります。

再び、夏休みのお知らせ 9月8日~15日です。

 上記の通り、夏休みを頂戴いたします。すいません。
 16日からは、バシバシ営業いたします!!
 ちなみに夏休みは勉強の旅に出ます!帰ってきた暁には、更にパワーアップした当店にご期待くださいませませ。  
 

フォアグラと白無花果のメダル仕立て

 いや~、感動しました。石井選手の金メダル。試合後のコメントを聞いて、更に感動です。私も支えてくださるスタッフや業者さんに感謝せねば、と思ったりしております。
 だからっちゅ~わけではないんですが、フォアグラのテリーヌを今回は白無花果を巻き込んでまんまるのメダル型にしてみました。
 大体毎日家に帰るのは遅いのですが、いつもテレビのオリンピックダイジェストを見てしまい、慢性の寝不足です。誰かたすけて…・

グレープフルーツのテリーヌ カンパリ風味

 読んだまんまです。果肉をきれいに房から外しまして、果汁にカンパリとゼラチンを加え、固めました。ポイントはこのテリーヌをお皿に載せて、上から蜂蜜をたっぷりとぶっかけることです。ただそれだけです。あとは相性の良いマンゴーのソルベをソース代りに混ぜ混ぜして召し上がってくださいませませ。
 このデザートは、“キノシタ”時代の定番デザートでして、個人的にも真夏に食べるのにもってこいのサッパリサワヤカデザートです。

クレープ・シュゼット

 北京五輪を毎日見て、選手の皆さんから元気をもらっています。北島選手凄いですよね~。
当然NHKを見る機会が多いのですが、我が家のテレビは恥ずかしながら、おしりのでっかいブラウン管です。なので画面の右上に”アナログ”と書かれております。”このアナログ人間め!”といわれているわけではないのですが、妙に気になってしまいます。
・・・そうです。私はアナログ人間なんです。気にはしてるんですが・・・
 お料理にしても趣味にしてもデジタルな要素は全くございません。このクレープシュゼットなんかも、もう忘れ去られたような古~いアナログデザートです。
まず、キャラメルを作りまして、バターを加えます。そしてオレンジジュースを加え、ガーっと半分くらいまで煮詰めまする。そんでもって焼いておいたクレープをジュースで軽く煮込みます。仕上げにオレンジのリキュール、”グラン・マルニエ”をドボドボッと加えまして、オレンジの果肉を加えます。お皿にアツアツのクレープを汁ごと盛りまして、バニラアイスをボコッと乗っけます。多分こんな古いデザートをやってるお店はなかなかないと思うんですが、うまいものはやっぱりうまいんです!
溶けていくアイスと一緒に召し上がって頂ければ、“お口の中が世界新記録や~”